永遠に僕のもののネタバレレビュー・内容・結末

上映館(18館)

「永遠に僕のもの」に投稿されたネタバレ・内容・結末

道徳心も罪悪感も無いピュアな破綻者が、改善の余地のある普通の悪人な青年を、懐の中から破滅させる。怖いお話。
コントロール出来ると思っていたんだろうけど。思った以上に嫉妬深くて危険だった。
気に入られたのが運のつき。関わってはいけない相手だったね。
でも、両親やGFに対しては、建前を尊重して普通に接している。そこが更に怖いわ。

2人の微妙な距離感が良いし、本当に魅惑的な表情する。あそこで終わらすラストも良い。


Lorenzo Ferroは、とんでもなくこの役にはまっている。早く他の役はどう演じるのか見たいな。
原題 EL ANGEL
「永遠に僕のもの」
なんてオシャレな日本語タイトル
何が永遠に僕のものなんだろう?
考えてみたけど、よー分からん
アルゼンチン映画のスペイン語
初めて観たかも、アルゼンチン映画
可愛い顔したカルロス少年がどうして連続殺人犯になってしまったのか?
気になるので観て来た。
南米の陽気なミュージックが流れる中、カルロスの脱力ダンスと衝動的な殺人。カルロス少年には、反省も後悔も罪の意識もない。両親は真面目で優しいのに。
ずーと無邪気。ただそれだけ。
盗みや殺しは、息をするのと同じ極々自然な行為のような振る舞いに、ため息と何度か眠気が襲う。

面白いなーと思ったシーン
この映画、ハリウッドでは考えられないようなカットが多かったです。

同級生の相棒ラモンの家に初めて遊びに行った時、ラモンのお父さんがパンツ一丁でソファーに座っていて、パンツの隙間から片キ○○マがスクリーンにドアップで映った時。それを凝視するカルロス少年。

学校のトイレにラモンとカルロスが入った時、便宜にはウ○コが…汚い。

ラモンに殴られて牛肉で冷やさないと言っていたカルロス。マジで牛肉を顔に当てて冷やしている。

ラモンがタバコを吸いながら美術品収集家にチ○コ咥えられてるし。

他にも可笑しなシーンが目白押し。
妙な空気を感じる変な映画だった。
ブラックコメディなのかな?

パンフレットがこれまた変わっていた。
ポストカード22枚セット1000円。
売り切れの映画館もあるらしい。
こんなパンフレットは初めて。

実在のご本人は、終身刑で現在も刑務所の中。もう60過ぎですね。
事件の起きた1971年は私が生まれた年。
何かの縁を感じました。
あんなナチュラルに人撃ってケロリとして何事もないようなことある??
つい見入った。全く理解出来ない感覚。こんな無垢さがあるんだな、本当に天使、無垢という感じ。そして主人公美しすぎてな、、唇がめちゃくちゃ綺麗で唇ばかり見てしまった...ラストシーンはつい、ああ終わってしまうのか、悲しくなり、冒頭との対比に切なくなってしまった。
ロレンソの演じる美形殺人鬼がとにかく素敵。自分たちを邪魔する者は誰彼構わず始末してしまうんだけど、全く感情を持たずに淡々と殺すシーンが印象的だった。これはR15。
相方を殺してしまうシーンは、2人で心中しようとしていた風にも見えた。その後かつて相方と仕事をした宝石店の金庫をついにこじ開けるけどその中には何もなくて、2人に未来が来ないことを示唆してるみたいだった。
ストーリー性は無いものだと思って観たらやっぱり期待通りの作品で大満足!!(皮肉じゃない!)

狂った美少年、官能的で美しくて世界観大好きすぎる…本当に自由に生きていて、自分にはできないなって憧憬すら感じてしまう。息するように人間殺してるのに恋愛はキスもできないくらい不器用なのがまた可愛い!笑

ラモンは射殺だと思ってたのに事故死?で本当は一緒に死にたかったんだろうなとか、ラモンと開けるはずだった赤い金庫に何も入っていなくてそれが2人の関係を表してたのかなとか色々考えちゃう。

ピアスを着けたカルリートスを見てラモンがマリリンモンローみたいだ…って言うシーンと、殺す前のキスしそうでできなくてラモンの肩に顔を埋めるシーンは本当に切なくなるくらい綺麗だった。ポストカード欲しい!!

凶悪犯に共感できるはずないのに、なんだかその気持ち分かるよって寄り添いたくなるから不思議。彼が綺麗なまま死ねますように!
今この瞬間を楽しむ
純粋な世界を生きる天使の物語

タイトルを
「好きな人を、ずっと自分のものに」と捉えると
少し違う気がする

性への興味
好きな人といられる時間
1人の息子として母を想う時間
銃を撃つ快感を覚えた瞬間
盗んだものを得た瞬間
人を殺した瞬間

今、その一瞬、一瞬が
全て「永遠に僕のもの」と捉える方が
自分にはしっくり来た。

シリアスな場面に流れる軽快な音楽で、
盗みも殺しも、陽気さに変わる。

対してラモンは
盗みや殺しに動揺もするし、
大富豪をパトロンに、
スターを夢見ていたりもする。
大人と子どもの顔が入り混じる彼の存在は、
カルリートスの無垢さを引き立てているように見えた。

刑務所から脱走後、電車の中で流した涙。
今を楽しみ、生きるこの永遠は
ずっとは続かないと気づいたことへの悲しみに見て取れた。

人間臭さ、泥臭さを持たない。
その純粋さが逆に狂気に見えてくる。
彼はそういう意味での天使なのかもしれないと
思った。
おじさんの無修正の金玉が流れるシーン。
背もたれから背中離れた。
なんでネタバレ感満載の邦題なんですかね

見てるとだんだん、カルロスはおかしくないし、美しいものは人の命より価値あるものに思えてきて危険、、、。
美しい青年がひたすら人を殺す映画。まるで美しく磨かれすぎて触れるもの全てを傷つけてしまうナイフのようなカルリートスの姿に、決して気持ちのいい話ではないのについ見入ってしまいました…。人を殺すのも、ただ無差別に殺すのではなく彼なりに理由があってそうしているのがわかって、けれどもその理由を考えても全く理解ができなくて、そんなもどかしさが見ている人を惹きつける理由の1つではないかと思いました…。あと音楽が良かった。
今夏注目作のひとつ。封切りしてすぐだからか、映画館は満員で。

映画本編より先に言いたいのは、昭和の少女マンガから飛び出てきたかのようなカルリートスとラモンの風貌!ラモンはちょっと劇画タッチ、カルリートスは萩尾望都先生や竹宮恵子先生が描く男の子という感じ。そんな服装も昭和レトロな2人が現代のアルゼンチン監督が演出する赤や青の映像に乗っかってて興味深い。

カルリートスを演じた、ロレンソフェロは、期待通りで良かった。
何度か、「マリリンモンローのよう」と言われるシーンがあるように、肉感的。背もそこまで高くなく、筋肉質なところもなく、原題のel ángelと言われても納得。善悪の区別がなく、何をやっても何も感じるところがなく、感情を表に出る箇所もごくわずか。逆に何も感じられない苦悩(それも感じられてるかどうか。。)すらあるような。

でも、どんな悪事を働いても帰ってくるところはいつも両親のもとというのが、ほんとに子供というか、イノセントというか。
だから警察につかまるのは嫌なのね。自由がないから。

上背がなさそうなので、このあとどういうキャリアを積んでいくかわからないけど、今作を見る限り、比較されてるティモシーシャラメとは違うタイプにお見受けしたよ。


ペドロアルモドバルとはこれまで幾度となく、趣味が合わなかったけど、監督じゃなくプロデュースならよいのかも。
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