がんばる

THE GUILTY/ギルティのがんばるのネタバレレビュー・内容・結末

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

よくできてるなあ。面白かった!
ワンシチュエーションなのに、観終わった余韻の中でいろんな情景が思い浮かんでくる。

最後に主人公がかけた電話、結構「奥さんなのでは?」「真実を話す決心がついたのでは?」って感想が多かったけど、個人的にはそんな綺麗な終わり方するか?と思った。委ねる系だから正解はないんだろうけど。

そもそも、オペレーターの仕事ではない重大事件を、自主的に周囲を動かして解決しようとしてたのは本当にマチルデのためだったのだろうか…

そして、相棒に真実の証言をしてと伝えたタイミングは、イーベンはもうダメかもと判明した直後だったじゃない。

最終的にイーベンが助かったと分かった時の主人公の表情は、100%ホッとしたようには見えなかったな。
成果を残したかったがその見込みがなくなった途端自暴自棄になって、翌日の法廷もどうでもよくなって、半ば諦めたように自殺を食い止めるために自分の話をして、結果解決して一応自分の成果になって。

これだったら「自殺を止めるために嘘の話をした」って言って、あとは相棒の嘘の供述があれば自分は守られるじゃない。

相棒と話した通話は自分用の携帯…
ログは残らない…

考えすぎかもしれないけど、私は嫌〜なものを感じました。

以上。
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