すごい映画だった…
あらすじで緊急通報司令室で働いている男の話って書いてたから、てっきり韓国ドラマのボイスみたいな感じかと思ってたけど違った…
ほぼ司令室の主人公のデスクしか映らない
視聴者に与えられるのは、音と台詞と主人公の表情のみ
見てほしい…！
ある誘拐事件の通報がきっかけに物語が動いていく
事件の展開ももちろんとても面白いし良くできてる！
だけど、それ以上に主人公の性格や人間関係、過去の出来事など明らかになり、この仕事にうんざりしていた主人公の心の成長まで描かれていた…凄いぞ…
タイトルの意味は見た人にしかわからない
ここまで情報を遮断されると想像力を働かせてしまうし、絶妙な間があるので、どうしても展開を予想してしまう
でも、予想した展開を上回っていく
あと、間があるから自分もその場にいる様な緊張感があった
BGMも意図的に無いんだろう…
無音の世界が焦りや緊張を生み出すんですね…！
脚本がいいからこれだけおもしろいってのはもちろんある…
けど！アスガー役のヤコブ・セーダーグレンさんの演技が素晴らしいです…
後ろから撮ってる時や目のアップなどのシーンが多く、顔全体・身体全体が映るわけじゃ無いのにここまで伝わるのは凄いな…
