このレビューはネタバレを含みます
Filmarks試写会にて。
全く新しい映画体験。凄いものを観た。
この手があったのか。世界中で話題になっているのに納得。
・登場するのはおじさん1人のみ
・ワンシチュエーション
・88分間密室
・手掛かりは電話の向こう側の音のみ
観客一人一人の思い描く描写が違い、120%ストーリーにのめり込む。
我々観客が得られる情報は、主人公アスガーと同じ「音/声」だけ。
無声映画とは逆転の発想。
電話の向こう側の状況が何転もするのが最高に面白い。本当によく出来た作品。
ハリウッドでのリメイクが既に決定しているそう。
◯映画コメンテーター ー赤ペン瀧川ー
電話の向こう側が画面に映らない、限られた状況の中で展開が進む
声だけで泣いている女のことは疑わない。
メリーさんの階段など、電話の向こう側のシチュエーションが日本人が好きなのでは?
目の情報をすごく信じて映画を今まで観てきた。
監督は長編映画のデビュー作。
ハリウッドリメイクの場合は、もっと使えない役が電話の向こうにいることを期待している。