しゅんまつもと

THE GUILTY/ギルティのしゅんまつもとのレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
3.7
オチというか、事件の真相こそ読めてしまうものの、映画の核がそこにないことはタイトルの通り。誰の、誰に対するギルティなのか。そしてそれがどのようにして贖われるのか。
それに大きく関わる「人間の先入観」をあぶり出すために、電話での会話のみ(全体の99%)で映画を一本作るという、まさにテーマと手法の一致。そういうことよ。

反対にこの手法の限界というか、あまり話を深く掘れないまま大事な部分が置き去りにされてしまっているのも事実な気がする。