牛

イーディ、83歳 はじめての山登りの牛のレビュー・感想・評価

4.5
夫の介護に人生を捧げ、わずかばかりの残りの人生が施設という現状に嫌気がさしたイーディ。

彼女は登山の経験など全くなかった頭の硬い頑固おばあちゃんだった。

この映画、イーディもそうだが、アウトドアショップの店主、山小屋の男とみんな良い人ばかり。

スコットランドの大自然は見ていて素晴らしく美しいが、出てくる登場人物たちの心も綺麗で美しいなと感じた。

健康で自由に動ける時間は人生のうちでごく僅か。子供がいれば子育てに追われ、子育てが終わると親や婚約者の介護に追われる。

ほんと人生って何だろうって思ってしまいます。死ぬ間際、多くの人はもっと自由に生きたかったと後悔するらしいですが、このまま私も後悔する人生は歩みたくない、こんな学びをこの映画から学びました。
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