のんchan

イーディ、83歳 はじめての山登りののんchanのレビュー・感想・評価

4.0
勝手に始めた"新春、山⛰️映画シリーズ"3本目にしてこれで一応終わり😁

ドキュメンタリー?と気になっていた作品。
脚本力と主演女優シーラ・ハンコック(撮影当時83歳)のユーモアと芯のある演技が素晴らしくて魅了されました。


ロンドンに暮らすイーディは抑圧的な夫との結婚生活に愛も自由もなく、ただ娘を育てるために過ぎて来た日々だった。
30年間介護してきた夫が亡くなり、理解のない娘から施設に入れられそうになる。
身の回りの整理をしている時、1枚の古い絵葉書が出てくる。それは父親からで「スコットランドのスイベルン山へ一緒に登山しよう」と誘われた内容だったが、夫に反対され断念したままだった。
それをキッカケに『人生を楽しむのにいつだって遅いことはない』の気持ちがムクムクと湧き、お転婆女子だった自分の"素"が前向きになって初登山に挑戦することに。
しかし経験がないので、アウトドア用品を扱う店のオーナーの若者ジョニーのアシストで練習から始めるのだが...

これが実話なら+0.5だけど、やはり何もしていなかった83歳が突然、岩だらけの標高731mの高い山に1人で向かうのは現実的ではないので、そこはドラマだなとは思いつつ...

人間はヤル気が何より大切。頭を使うし、この作品は若者との友情も育まれます。
前向きにいることだけで若さを保てますよね💫
自分がその歳になった時、さてどうして過ごしているのかな?
チャーミングでジョークが解るシニアでいたいわ😁
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