淡々としていたが、進行はそれなりにメリハリがあった。設定もユニークで個人的にはそれなりに良かった。全体的な映像も乾いた空気感を上手に撮っている。

自閉症気味の母ちゃんを持つ大学生サマンサ。喫茶店のバイトで家計を支えつつ苦学に励む。そんな中、バイト先の客のマークにさそわれて、家に行った。そこには驚愕のテクノロジーマシンがあった…という感じで。

まぁ、このテクノロジーマシンに限らず、繰り返しのつまらない日々にパチンコだとかお酒という刺激が大脳が喜んじゃって依存しちゃう話で、最後には不幸になっちゃう。
娯楽はほどほどに…。

カナダ映画界の新鋭、カーティス＝デヴィッド・ハーダー監督による、SF映画。研究所から盗んだという、人の体に乗り移ることができる機械を使って、主人公ら仲間たちはいろいろな人の体を借りて生活している。現代のさまざまな葛藤の中からの離脱を現実化した話。なかなか結末が面白い。