タロン・エジャトンの圧倒的な歌唱力！
そして自ら頭髪を剃り、エルトン・ジョンが憑依したような演技を見せた彼の役者魂が、
今作の全てと言っても過言ではないだろう。
ボヘミアンラプソディが「フレディ・マーキュリーとクイーンの歴史を描いた超絶ビッグライブ映画」だとすると、
今作は、「エルトン・ジョンの半生を描いたミュージカル風ファンタジーPV映画」だと感じた。(長い)
個人的には、エルトン・ジョンの楽曲を全て知っているわけでないし、作中の8割が初めて聴く曲だった。
だけどどこか懐かしいような優しいメロディ、そして染みる歌声。
Your song は流石に知っていたし、気づいたら涙が出ていた。
ストレートなミュージカル演出によって、舞台を見ているようなくどさは感じたものの、
やはり音楽の持つ力は凄い。
同性愛の描写に遠慮がなくとても良かった。
リトルダンサーのジェイミー・ベルが素晴らしい！
変わらずハンサムで、味のある良い役者になったなぁと、
謎の親心を抱いてホッとしてしまいました。
