キングボブ

ロケットマンのキングボブのレビュー・感想・評価

ロケットマン(2019年製作の映画)
4.5
稀代の天才だが、人間的に色々難ありという人物エルトン・ジョン。そう書くとやっぱりフレディ・マーキュリーと非常に似ている。デクスター・フレッチャーが作る音楽映画ということでボヘミアン・ラプソディにも通づる場面がたくさんあった。マネージャーのジョン・リードが出てくるあたりも面白い。

エルトンにデクスターにマシュー・ヴォーンといったら、もうタロン・エガートンしかいないだろうが、その演技はやはり怪物級であった。
「Sing」でもエルトンの歌をゴリラの吹き替えのタロンが歌ってるあたり、やはりこの2人の結びつきの強さを感じる。

ただ個人的にエルトン・ジョンというアーティストに、そこまでの魅力を感じていないので、ボヘミアン・ラプソディほどに強く惹かれることがなかった。

それでもやはりキャストや製作陣が本当に最高で、ミュージカル調音楽映画の傑作であることは間違いない。
キングボブ

キングボブ