孤高の天才。
世の中ではエルトン・ジョン…ロックスターって位置付けだったのですね。
一応、同じような業界で裏方稼業をしています。天才と言えども本当に作中のような曲作りしていたのかは若干疑問ではありますが、 作品の出来は天才的ですね。Your Songしか知らず「ポップスの人」くくりでいた自分にちょっとウケました。
基本的にエルトン・ジョンに感情移入すればその葛藤は理解できるし（たくさん観てきたし）、プロモーターの様な契約で彼を追い詰めて才能を消費する人がいるのもわかります。
ミュージカルパートで歌いはじめの顔を映さない事が徹底されていて、音楽を待って演技することが見えなくてスムーズに観られました。ララランドではかなり歌い出し待つ顔がモロだしだったのでそこは良かったと思います。
ただ、やはり私の中では避けてきた「ポップス」なので、いっこ前にみた「イエスタデー」に比べると音楽が染みてくる感覚は希薄に感じます。
規模は違いますが、印象としてはとんとん拍子の「バーレスク」に近い感じがしました。
今となっては社会悪扱いされてるコカイン漬けのミュージシャンですからね。ピエール瀧との差はなんなのでしょうねー。
ヘドウィグオマージュっぽいシーンありましたね。
