ミギーの左手

キングダムのミギーの左手のレビュー・感想・評価

キングダム(2019年製作の映画)
4.2
最初に一言。

原作既読の方々へ
"ガッカリ"はございません❗️
繰り返します。ガッカリ、ございません‼️

実写化映画の中でも忠実性が高くていい感じでした。

以前会社で原作の貸し借りが流行っていて、なんやかんやで30巻くらいまで既読しているキングダム。

全54巻ある原作のうち、本作は5巻くらいまでの「王座奪還編」
5巻分を1本の映画にしていますが、かなり濃いです。

やはり、原作の画は「北斗の拳」や「ジョジョの奇妙な冒険」に近い劇画チックなもので独特なところがあるので、実際の役者さんの見た目になれるのに、若干の時間が掛かりますが、
ポスターなど事前に主要キャラクターの情報を入れておけば、すぐ見慣れると思います。

この手の大作は黒歴史になっているであろう、
『進撃の巨人』シリーズのような大コケもあるのではないかと事前に感じていましたが、

また繰り返します。
本作でその心配はありません。

大沢たかおの王騎のビジュアルとか、
戦国○双っぽいシーンとか、
少し気になる点はありますが、許せる範囲と思います。

原作未読でも充分に楽しめます。

要するに、
「中国でバラバラになっている6つの国をまとめようとして主人公が頑張る話」
この一行頭に入れていけば、映画の進行に難はありません。

特筆するべきは、
山崎賢人×吉沢亮のハマりっぷりと長澤まさみの女版和製グラディエーターのような殺陣。

個人的には六平直政さんの、
自分より下の人間には高圧的に、
自分より上の人間には媚びへつらう、
器の小さなクズ親父っぷりが存在感抜群でどハマりしました。
名脇役だと思います。

\ブログ書きました!時間があれば見て下さい/
『ミギーの映画ブログ100本ノック』
目標:5月末までに100本→31本目

https://bkyumovie.com/kingdom
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