アンフレンデッド：ダークウェブの708のネタバレレビュー・内容・結末

すべてがパソコンのデスクトップ上で展開するユニークなストーリー。面白いのは面白いけど、アイディアのみで押し切った感が強いかも。

ネットカフェで中古パソコンを拾ってきたマタイアス。パソコンを開くと元の持ち主の情報やら女性が監禁されている数々のファイルがあって、それを見てしまった上に ”ダークウェブ” にアクセスしてしまったために、パソコンの持ち主から脅迫メッセージが届くという展開。

ゲーム仲間たちや彼女とのテレビ電話やら、犯人とのチャットやら、あるいはファイルを開いたりなんて感じで、あっちゃこっちゃ忙しないので、字幕で観ると集中できないかも。吹き替えで観て正解でした。まぁ、吹き替えでも字幕が出るところはあります。

インターネットって怖いよねぇって思うけど、このマタイアスが拾ってきた中古パソコンを初期化せずにそのまま使っているあたりに、リテラシーの低さを感じました。聾唖者の彼女のためにできることは、高性能のパソコンを手に入れることじゃなくて、手話を習得することなんじゃないのかなぁとも思ったりして。

自宅で映画を観るときは、Macの大きなモニターで観ているので、まるで自分のパソコン上で起きていることかと錯覚しそうになりました。これはスクリーンで観るより、パソコンで観たほうが臨場感が味わえるかと思います。