ゆき

斬、のゆきのレビュー・感想・評価

斬、(2018年製作の映画)
3.6
理由

敵討ちと言えど、命をかけることに意味はあるのか。
「動機」はいつ何時も自分勝手。
自衛だとしても、誰かのためだとしてもそれは“正”なのか問われている。
終始薄暗い映像。音に集中し、目を凝らすことが求められる。
劇場で観たかった、これは。
ナルシズムも見え隠れする池松壮亮の表情が印象的でした。

×××
江戸時代末期。藩を離れた浪人は農村で穏やかに暮らしていた。剣の達人に誘われるも、無頼者たちが村に来たことで平穏は崩れていく。
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