さよならくちびるのgingergingerのネタバレレビュー・内容・結末

前々から観ようと思いつつ、年越して風邪ひいてやっと観ることに。。
まあまずライブシーンの曲とそれを歌う門脇麦と小松菜奈と、ローディの成田凌の3人の魅力がすごくて多分それだけでも見ていられる。ちょっとさびれた感ある郊外とか地方のライブハウスとかレコード屋とか喫茶店とかロードムービー感も好きだ。
現実にはほとんどのバンドが解散するし、だからこそライブって一期一会で刹那的な輝きを放ってるのかもしれないわけで、一つずつ最後のライブに淡々と進んでいくストーリーとひとつひとつのライブシーンと曲がなんか心に迫った、、
うんとざっくり言えば門脇麦は小松菜々が好きで、小松菜奈は成田陵が好きで、成田凌は門脇麦が好きで、かつ音楽的な才能の違いとか絡まったりしたら、そりゃ苦しいし、一緒に活動とか無理でしょと思うけど、最後のライブを終えて別の人生を歩き始めてっていう成長の話じゃなくて、結局、最後の3人の何にも解決してないんだけど別れない選択も人間臭くてこの映画らしくていいのかも。
それにしてもこんなにタバコ吸うかー、、、やっぱりバンドはタバコかアルコールと醸し出す空気感が必要なのかな。