めるる

ジェニーの記憶のめるるのレビュー・感想・評価

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)
3.9
2020年鑑賞104作目
自らが性犯罪の被害者であったという事実に蓋をして、自分は特別だった、恋愛関係にあったと過去の自分を正当化していたが、徐々に自分が被害者であることを認識する作品である。そういった当事者の意識の変化が分かりやすい作品の構造になっている。
なんの疑問を持たず信用している大人に操られるまま性虐待が起こっていて、被害者がそれを性虐待だと自覚せずにいるままのことって世の中に結構あるのではないかと思った。
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