夏色ジーン

ヘイト・ユー・ギブの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)
4.0
感想川柳「憎しみは 与えられて 育つもの」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

ギャングがはびこる町に暮らす女子高生、スター。ある晩、幼なじみのカリルが白人警官によって射殺されてしまう。目の前で起こったこの事件は、事実と異なって報道されていく。事件によって徐々に変わりゆく周囲と、スター自身の心。スターは覚悟を決めて立ち上がる。カリルの声となるために…というお話。


何もしてないのに幼なじみを殺された少女が、差別に対して立ち向かう…という内容かなと思いましたが、基本的にはスターの日常生活がメイン。

目撃者として証言する難しさ、リスクは10代には重荷。m(。≧Д≦。)mでもそうやって本物の絆を見つけていくんだなと。




黒人の住む町でカリルのような振る舞いをすれば撃たれることもある。でも白人の町で金持ちっぽい男が同じことしても『手を挙げろ』で済む。(・д・ = ・д・)

悲しいけれどこれが現実なのよね。三 (lll´Д`)いい黒人もいっぱいいるし、悪い白人もいる。でもイメージと可能性を照らし合わせたらそうなってしまう。一瞬の判断の差で自分が死ぬかもしれないから。


カリルはもしかしたらスターの前で、警察に侮辱されるのがイヤだからあんな行動を取ったかもしれないと考えたらやるせない。(*_*;

白人も黒人もお互いに小さい頃から憎しみを受けていれば、それは大人になったら噴き出してしまう。( ´△`)どこかで断ち切らなければいけないんですけどね…m(__)m

いちいちこういう事件で対立してたらいつまでも平行線だと分かっていても、いいようにやられっぱなしでもダメだろうし…(゜_゜)どうすればいいんですかね?

お父さんの教えは娘を守るためでもあり、家族を守るためでもある。( ´∀`)元々ギャングだったけど、憎しみの連鎖を断ち切るため、家族を守るための行動力が凄いし、『生きる理由は死ぬ理由だ』には痺れた。(。-∀-)

『売人になってジェット機を買ったやつは見たことない』は真理だよなぁ。(;・∀・)ワナなんだよなワナ。



いや〜『アマンドラ・ステンバーグ』は可愛い!(*≧з≦)笑顔とか屈託なくておじさんたまりませんわ。


気になるセリフ
『黒人を恐れる者には黒人であることが武器なのだ』
『生きる理由は死ぬ理由だ』
『子供たちに与える憎しみが全てを蝕む』

んでまず(^_^)/~~