アクションシーン集を自作してYouTubeにアップするくらい大好きなジャッキー・チェン。（数百万回再生されてて結構自慢だったりする）ついに映画館で見れた。
序盤の「村を車で突っ切って破壊する」というイカれまくったオープニングから、かの有名な「ビルの吹き抜け飛び降りシーン」まで、エンジン全開のアクションの連発でお腹いっぱい。
ジャッキーの超人的な運動能力、アクションの構成・アイデア、そして何より肝心な「コンプライアンスという概念の欠如」の三点が生み出す超絶アクション。特にコンプラはもはやクリアできない要素なので、そういう意味で本作を超えるアクション映画が今後作られる可能性は全く無いと言える。
ジャッキーを知ってから、カメラをグラグラ揺らすだけのハリウッドのアクションシーンが本当に稚拙に見えるようになった。
アクションをつなぐストーリーも案外出来が良く、テンポの良いカット割や気の利いたトランジションなどもきちんとやってくれているので間延びせず見れる。ジャッキーの人懐っこさを生かしたコメディシーンも好き。
