にっきい

心魔師のにっきいのレビュー・感想・評価

心魔師(2018年製作の映画)
3.4
可愛い女の子がスカートでフェンス乗り越えるとかエロいぞ!(笑)

今回半日休みを取って大阪遠征して3本観た中で、実は今作がメインでした!
まあ、後の2作は両方リバイバルで新作は今作だけだったんだけど(笑)

刑事と少女の"救い"の話し。
これは面白かった!
とりあえずファーストシーンから常識ではおかしい場面が続くから、前後の繋がりが変なシーンがあっても妙に納得させられる。
基本的にホラーぽいサスペンスでミステリーではないから、猟奇殺人の謎解きがメインではない。
事件を追う不眠症の刑事と、捜査線上に浮かんだ精神病院の患者が描かれるんだけど、結構序盤で入院患者に関する謎も、猟奇殺人に関する謎も明らかになっちゃいます。
それでも観ていて「.ホントに予想通りにはなしが進むのか?」って思わせる展開が秀逸。
ただし、最後まで明確な答えは提示されないので凄く不穏な余韻の残る作品です。
全体的な雰囲気は好きだったんですが、やはりマイナーな作品なんで気になるところも色々ありまして(笑)
まず、主な舞台となる谷診療所と言う精神病院、患者や施設が"作り"過ぎて違和感がある!(笑)
同じく主人公の刑事もキャラ作り過ぎでした!(笑)
後ね、劇中不眠症だと訴えると直ぐバルビタールと言う薬を処方されるんですが、この薬、バルビツール酸系の睡眠薬で、無差別に自律神経系の働きを抑制するので、ちょっと多目に服用するだけで呼吸や心臓が止まちゃうと言うトンデモナイ薬のはずなんですが…(笑)

今回の大阪遠征、これを含めて3作観たんですが、1スクリーンしかないミニシアターなんで、各回入れ替えはあっても移動はないから、映画観てトイレ行って映画観て…の無限ループ!(笑)
しかも自由席なんで座席もずっと同じ!(笑)
これはこれで疲れる(笑)
にっきい

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