のこっと

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンののこっとのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

この日をずっと待っていた。
ネタバレしないと感想書けない。

映画を思い出すだけで泣ける。
ずーっと泣いてた。

こんなに純粋で真っ直ぐな「あいしてる」があるだろうか。「あいしてる」を知らなかったヴァイオレットが意味を知り、その感情がわかるようになり、それを伝えることができた。愛してる人に愛してると伝えることができる環境があることが、どれだけ素敵なことか。

ユリスという男の子の手紙の依頼を受けるヴァイオレット。彼は病院で寝たきり。自分が死んだら渡してほしい手紙を依頼する。ずっと仲良しだった友達のお見舞いを断る。素直になれない。

少佐に会いに行くヴァイオレット。少佐は会いたくないと断る。会うと嫌なことを思い出すから。会わないほうがいいと言う。素直になれない。


そんな2人が直接映画の中で関わるわけではないのだが、どちらも素直になれない人がどのように思いを伝えるか。素直になることの大切さを教えてくれる映画でもあった。


今まで他人の手紙を書き、さまざまな感情を書いて、伝えてきたヴァイオレットだが、自分の感情が出てくることはなかった。そんな彼女が少佐と対面した時に泣き崩れる彼女。彼女の本当の感情というものが溢れ出てきた。普段から淡々と喋る彼女の口から言葉が出てこない。少佐からもらったあいしてるの続きの話がようやくできた。今も昔も変わらない愛してるだった。


「あいしてる」という言葉への向き合い方がとても大好きな映画。

レビューがうまくまとまらないけど
本当にこのアニメが大好きです。
のこっと

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