Tai

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのTaiのレビュー・感想・評価

4.2
戦場に生き、感情を知らなかった少女が、他人の手紙手記代行という経験を重ねることで心を学んできた物語。
「あいしてる」の意味を求め続けたヴァイオレットのTVシリーズその後!

もうね、開始早々で涙腺スイッチONですよ。そんなんありかよ!これまでを観てきた人にはたまらない演出が多々アッセンブルしてましたね( ´∀`)b
先に公開されていた外伝よりも〝これまで〟を感じさせてくれるものでした◎
そして自分で引くほど泣きました。頭痛くなるやつなりました。もう1番泣けるはずのラストには、まさかの泣きすぎで涙出ませんでした。笑

本シリーズは本当に悲しいお話ばかりなんですよね!でも、悲しいや寂しいで溢れかえった心を言葉にすることで、その中には優しさや愛情が隠されていることもあるのだということを教えてくれる作品です。
この劇場版も例に漏れず、手紙という人間が生み出した文化だからこそできた、心の物語として完璧ですね!

そして、なにより物語の中で気になっていた事への答えや、その先がほぼほぼ用意されていたのが嬉しかった!
もう、ほんと…TVシリーズでは、ヴァイオレットが人の気持ちを理解するどんどん力をつけていくのを嬉しく思う一方、彼女の未来を不安に思うことがあって……でも、この劇場版が…もう……くぅ(´;ω;`)
という感じで彼女のこれまでを知っている人にはマストな作品ですね◎◎
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