途中までよかった。キングらしい「子供達の戦い」、能力を持ってしまった子供たちのX-menみたいな能力バトルと、生と死がまるで曖昧な世界観。いいじゃない。
でもその魅力もオーバールックホテルに行く前まで。キングにもキューブリックにもいい顔した結果、シャイニングの「細かすぎるモノマネ選手権」勃発。たしかに似てるよ。でも、だから？笑
斧を持ち足引きずってユアンが走るシーンでは爆笑してしまった……。笑わせないで、ほんとに。
ブレードランナー2049もそうだったが、ハリソンフォード出てきた瞬間つまんなくなるんだよね。
前作とか関係なく、突き抜けた才能の監督が前作を食いまくって、突き抜けた作品を作ってほしかったけど、そんな才能は稀か。
わたしにとってシャイニングはキューブリック。キングが気に入らなかろうが、別にいいのさ。
本作の見所は自分的には、レベッカ・ファーガソンの美貌かな。彼らのファンタジックな設定を掘り下げて描いて欲しかった、シャイニングと別物になってもよかったから。
独立したファンタジーホラーとしてなら、まあまあ良かった。
