このレビューはネタバレを含みます
政治の話題があんまり好きじゃないが、昨今の裏金問題によって現政権への感情がなくなってしまったので見てみた。
大変よくできたドキュメンタリーで、きちんとした根拠により安倍政権の虚偽的な部分を暴いていた。
極左的な主張ではなく、あくまで根拠に基づき展開する。
私が思ったことは、これは政治だけでなく企業などの組織なら起こっていることだということ。
そして何の派閥にも属さないことを選ぶわたしのような小市民にできることは、法律の知識を得ることかなと思った。
当然、法律には派閥などなく、ただ使い手によって善にも悪にもなる中立な力だというだけ。
法がわからなければ、自分に不利になることや、相手がどんな攻撃をしてきているかがわからない。
そして、駆け引きや読み合いなんかに長けてたとしても、法を破れば最後の最後で負ける。
逆に言えば、法がわかってれば見せかけのショービズ的な口車に騙されず、
自分たちの未来を保障する道がわかるということ。
みたいなことをまざまざと思わされた。
偏向報道が横行している中で、とても有意義な内容で勉強になった。
まともな法律家が政府を監視しているということもよくわかり、そう簡単に権力者の手に国が落ちたりなどしないということも思えた。
