ろーしゃ

海獣の子供のろーしゃのレビュー・感想・評価

海獣の子供(2018年製作の映画)
3.6
鑑賞時のメモから。
宇宙物理学や素粒子論、宗教やスピリチュアリズム。あらゆる学問、教えを突き詰めた先にある大いなる宇宙を描いたような壮大な世界観。刻一刻と姿を変え現れる宇宙の片鱗を(と同時に全てを)捉えるための虫眼鏡/望遠鏡としての映画。粒立った強烈な波が引き起こす言葉を失う崇高さ。波に揉まれる芦田愛菜がみた夢。物語は尺とテーマの壮大さゆえに整えきれなかった感がある。
映画館で観てよかった作品。
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