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海獣の子供のrucaのネタバレレビュー・内容・結末

海獣の子供(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

鉄コン筋クリートも制作したStudio4℃の新作。
映像がとにかく綺麗。重厚感が凄く、見終わったあとに押し寄せるパワーで疲労感がある。
CGの空間と手書きアニメーションのマッチも面白い。
が、話の内容は難しかった。
小さい子が見るには退屈かもしれない。
話の内容がもう少し分かりやすかったら大衆受けしたかも。
宇宙、空、海、風、そして人間。
それぞれの繋がりや始まりと終わりについての物語だったと思う。
空が消えて(死んで?)その後の海とるかの誕生祭のシーンは迫力が凄い。
ひたすら抽象的な表現が続くので、アニメーションというより絵画を見せられている感覚になる。
海役の声優さんの声がよかった。
色々物語に謎と理解が追いつかないところが残るのが残念。

主題歌の米津玄師の歌が最後グッと閉めた感じだった。クジラの歌のような響くノイズを入れてるのも面白い。
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