★繊細で上品なクラシックギターの音色と、主人公2人の人間性がマッチする★
福山雅治さんと石田ゆり子さんの二人が主人公というだけで眼福な映画。
惹かれ合いすれ違う、いつも言葉が足りない二人の恋愛がとてももどかしいのですが、それは素直になれない40代ならではなのかも。
二人ともとても繊細で、不器用で、自分の殻にこもりがち。
そんな二人の心の動きにクラシックギターの音色がよく合っていました。
二人はある原因ですれ違ってしまうのですが、
この自分の気持ちを言葉にしない曖昧な感じと、自分目線で相手の感情を推し量ってしまう感じ、
その原因がなくてもいつかすれ違ってしまっていたのでは?と思ってしまいました。笑
未来が過去を変える…深いですね。
音楽と映像がとてもきれいな映画です。
ラストシーンも、個人的に素敵だと思いました。