こーたろー

マチネの終わりにのこーたろーのレビュー・感想・評価

マチネの終わりに(2019年製作の映画)
4.1
音楽や映像の美しさと洒落た会話と。
苦しさと悦びと。
感想の多くには、予定調和とする話の結び方に批評があったが、この作品の価値は、Before Sunriseを彷彿とさせる"2人の会話"だろう。

人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は過去に影響を与えている。それは記憶なんだ。

孤独とは、自分に影響力がないと悟った時かもしれない。


嗚呼、哲学めいた台詞は堪らんなあ。