Hinako

マチネの終わりにのHinakoのネタバレレビュー・内容・結末

マチネの終わりに(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

見終わった後の感想を一言で言えば、

大人の恋愛に起こるすれ違いを、
優雅に描けばこんな感じか。

互いに惹かれ合う牧野(福山雅治)と洋子(石田ゆり子)の間に起こったすれ違いの大きな要因は、

牧野に好意を抱いていた牧野のマネージャー・早苗(桜井ユキ)。

という恋愛映画によくある第三者の悪戯によって、本人達が引き裂かれるという展開です。

でもこの映画の魅力は、

・パリ、ニューヨークと海外のシーンが多く、自分も海外に行ったような気分が味わえる
・福山雅治と石田ゆり子を長尺で眺められる眼福感
・映画最大の魅力とも言える素晴らしい音楽

でしょうか。

あと、実際に起こったパリの新聞社で起こったテロを題材としてるため、

恋愛要素一本ではなく、違った観点での見方もあるということも魅力かと思います。

この映画が刺さる年齢層は、若くとも20代後半〜な感じがしますが、個人的には好きな映画です。
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