このレビューはネタバレを含みます
見終わった後の感想を一言で言えば、
大人の恋愛に起こるすれ違いを、
優雅に描けばこんな感じか。
互いに惹かれ合う牧野(福山雅治)と洋子(石田ゆり子)の間に起こったすれ違いの大きな要因は、
牧野に好意を抱いていた牧野のマネージャー・早苗(桜井ユキ)。
という恋愛映画によくある第三者の悪戯によって、本人達が引き裂かれるという展開です。
でもこの映画の魅力は、
・パリ、ニューヨークと海外のシーンが多く、自分も海外に行ったような気分が味わえる
・福山雅治と石田ゆり子を長尺で眺められる眼福感
・映画最大の魅力とも言える素晴らしい音楽
でしょうか。
あと、実際に起こったパリの新聞社で起こったテロを題材としてるため、
恋愛要素一本ではなく、違った観点での見方もあるということも魅力かと思います。
この映画が刺さる年齢層は、若くとも20代後半〜な感じがしますが、個人的には好きな映画です。