アルキメデスの大戦のmskirのネタバレレビュー・内容・結末

題材が面白い上に展開がリズミカルなので、思いのほか短く感じた。一方で食べ応えは些か物足りない。
いつの時代も政治と癒着ばかりだと思わせる、一方でこの時代だからこその使命感と国を慮る個々の正義が入り混じる様は、現代人から見ると常軌を逸している。
戦争とはやはり平和の心を蝕む。
実際に大和の造船にこのような事実があるとするならば、という着想はとても興味深い。
冒頭の戦闘シーンがインパクト強過ぎる感じも否めないが、大和の史実も踏まえてのラストはグッとくる。