このレビューはネタバレを含みます
戦艦大和。
恥ずかしながら、今まで名前くらいしか聞いたことがない存在であった。
そんな私でも見入ってしまうくらい、面白いストーリーになっている。
巨大戦艦にかかる費用の不正を数字で暴く。
誰もが認めるであろう「正義」に対して、
「不正」をしてまでも日本の象徴となる船を完成させ、さらには日本国民に現実を知らしめるため、その船は沈まないといけないという。
不正を暴くことの気持ちよさ、
それを凌駕するほどの不正の理由。
主人公甲斐が、軍艦を作るために数式を教えることになった後の模様を是非見てみたかった。
実話だからこそ、見る者に勉強したり想像したりするようになっているのだろうか。。。
自分の想像力の乏しさに改めて気づいた作品だった。