このレビューはネタバレを含みます
原作は読んだことありませんが、
トータル原作もといシナリオが凄いなぁ、という感想。
主演の菅田将暉さんは、流石の演技力と思います。彼の何者かでありそうで何者でもない感じは素晴らしいと思います。
個人的には最後、櫂が涙を流すシーンはタイミングが完璧だなと息をのみました。
脇を固める俳優陣とくに奥野さん、柄本さんの存在感は、くぅ～ときました。
勿論ベテランの俳優陣は言うまでもなくです。
ただ、舘ひろしさんて、舘ひろしさんで、立ち姿は超一級品ですが、舘ひろしさんでしかないんだなぁと、改めて感じました。
邦画独特の作品全体のリズム感の無さはあまり好きではないですね。
Always的なリズム感とはまた違う、緊迫感が欲しかったなぁ。
これは編集の問題？
最初のヤマトのシーンなんていらないだろうっていう描写多かったし、CGも日本だなぁという感じ。ただ描写はリアルでした。そこを際だたせる為になんか悠長だったのかもですが。
全てをハリウッドに寄せる必要性はありませんが、作品によって幅のある作風が欲しいです。
突っ込みどころのある3.5
