SANJU/サンジュの作品情報・感想・評価

「SANJU/サンジュ」に投稿された感想・評価

寺嶋文

寺嶋文の感想・評価

4.0
鑑賞日:2019/07/10

インド映画で泣かせてもらいました。

なんで最近インド映画にハマっているのか。
いくつか観た作品で共通するのは「信念を貫く」ってことかなと
この作品を観て気が付いた。

日本の作品でいうと山崎豊子さん原作の映画も共通していると思う。

サンジュはインドで実在の俳優さんの話だそうで。
日本の芸能界と同じように、スキャンダル捏造記事に苦労したり
反社会的な人との関わり方などが描かれている。

若いころは薬をやったりダメダメだった主人公
家族や親友の支えで年齢を重ねて俳優としても人気が出るけれど
捏造記事で親友と疎遠になったり
晴れの日に父親に感謝の言葉を贈れなかったり
銃を持ったことで逮捕されたりと波乱の人生

真実を知らない他人の目なんか放っておいて
自分を愛してくれる数人に支えてもらえることが
どれほど重要で幸せなのか、ということを気づかせてくれる

世間の9人に嫌われても、たった1人が理解してくれたら
それでいいんだなと、思えた作品でした。

あと世界が狭いインド映画。
アメリカとインドを飛行機でひとっ飛びしちゃう感覚
ちょっと見習いたい

いいな、インド映画。
歌と踊りはもちろんアリ。
エンディングの歌と踊りが、なかなかのツボだった。
犬

犬の感想・評価

3.5
爆弾

インドの国民的スターとして、「サンジュ」の愛称で親しまる実在の俳優サンジャイ・ダットの栄光と没落、ジェットコースターのごとき激動の人生を描いた実録映画



ヤクと役

人間模様
コメディ感もあります

家族の話

展開は濃厚

歌とダンスもしっかり

最後はなんとも言えません
ボリウッドスターのサンジャイ・ダッドの伝記を元にした話。

薬物依存に陥る主人公、主人公を支える父、主人公を支える親友。
これでもか!というくらいsupportiveな関係で、自分はこんな風に人を支えていける大きな存在になりたいとも思った。
くりふ

くりふの感想・評価

4.0
【失敗の王様】

ボリウッド・スターであるサンジャイ・ダットの伝記を元にした、波瀾万丈の物語。ちょっとびっくり。

サンジュ(彼の愛称)は日本での知名度チョー低いですが、サンジュ知らずでも楽しめる娯楽映画に仕上がっており、とてもよかった。幾つか疑問・不満は出るも、面白さが帳消しにしてくれた。涙腺もけっこう、責められました。

インド娯楽映画の王道、家族と友情の大讃歌でした。サンジュの特異な人生を、入り易く普遍化する手さばきがお見事。この監督、やっぱり巧いと思う。事実はかなり加工されたようですが。

人物そのものではなく、エッセンスから再構築したようす。サンジュが結局は、愛される人物なのだと説得されてしまう。実際は、彼のお蔭で人生破滅したような人も、けっこういるように思いますが。

進行はハイテンポ。いちいちド~ン!と鳴るSEが煩いが、慣れると快感となる不思議。

でも一番の魅力は、魅力ある人物がわんさか出てくるところ。曲者が次々登場し、劇的変化を見せるから面白い。

ランビールはやっぱり似てなかった。まず眼の質が違う。が、顔以外は頑張っており違和感なし。

彼を護る、父役パレーシュ・ラーワルと親友役ヴィッキー・コウシャル、この二人の厚み・熱みがすごい。

セクシー要員もいるが、今回ベストヒロインはサンジュ母でしょう!マニーシャー・コイララに泣いた!

一方、アヌシュカは華を添えた感。ちょっと不満は、元カノ・マードゥリー・ディークシトを登場させてほしかったこと。誰が演じても、踊ったら見劣りしそうですが。

サンジャイ・ダットの影には、出来過ぎた父親による重圧があったのですね。しかしその父も、始めから歩み寄よろうとするのに、近寄れない…。ジレンマの普遍化が巧い。

当時の映画撮影現場へえー、に始まり、薬物、ギャング、スキャンダル、そして暴動・テロ勃発の余波…ホントに波瀾万丈。伝記執筆が叶うか?という構成が効いている。

最後にご本人もオマケ出演していますが、驚くほど枯れてますね(笑)。

まだ存命中の人ばかりだから多分、各所調整はかなり大変だったと思います。それでもここまでの完成度なら、拍手モノだと思いましたよ。

<2019.6.21記>
インド映画好きの私としては、見逃す訳にはいかない本作
長いのも覚悟、もちろん、インド映画ならでは、独特な歌と踊り、バッチ来い!

親子の愛、そして友情を描き出す。
加えて、マスコミの負の側面を炙り出す。

主人公の薬物依存
これに対比するかのような強いメッセージ
それは、日々のニュースこそ、依存性の高い薬物…

その見出し、断定を避ける、?の文末

これらに、人々はどれだけ騙され、ニュースの偏向に流されて依存してしまうのか!

考えさせられるストーリー
しかも、巧みな展開になっていて、メッセージの押し付けにもなっていない…

上手く描き出しているな、そんな感じです。

映画好きはもとより、映画制作や評論に携わりたい若い方には、是非観てもらいたい映画ですね!
Kkkk

Kkkkの感想・評価

3.0
なんと壮絶な人生なんだろう。
これが実話というのだから…


芸能一家あさに生まれたサンジュ。父の厳しい躾と母の病気がきっかけで酒と薬物に溺れてていくが、友人の協力もあって更生!それだけでも壮絶なのに、テロリスト犯になってしまうなんて…

この映画を作成するにあたって特殊メイクでいかに本人に似せるかって大変そうだった。役者ってすごい!!
Baad

Baadの感想・評価

3.9
インド映画412本目

*******
なんだかこの映画の主人公のモデル、サンジャイ・ダットおよびこの映画の監督の代表作Munna Bhai MBBSの制作の裏話みたいな映画だったなあ、というのが正直な感想。どっちかというと、この映画より、ムンナバイーの方を輸入しほしかったかも。

あと、ランビールと親友役のヴィッキーとナルギス役のマニーシャ・コイララが仮装しているようにしか見えなかったのがちょっと違和感。

とはいえ、見どころも結構ある映画でした。

サンジャイ・ダットの映画は結構日本公開作でゲスト出演が多いので7~8本は見ているのですが、テロ関連で逮捕された理由がそういうことだったとは知りませんでした。

芸能人は何かと脅迫にさらされて、色々な映画が内容を変更せざるをえなくなったりしているのは、インドではここ数年とくに多い傾向ですが、内容には立ち入らないまでも、脅迫自体は2000年代に入る前からあったんですね。

あと、人望も高い二人の大スターの子供という重圧とどう戦うか。

母ナルギスは本当にインド、いや第三世界のマドンナだったわけですから、彼女の夫であるために、スニール・ダットのした努力というのはすさまじいものがあったと簡単に想像がつくわけですが、それと同じことを息子に向かって要求したら、確かにプレッシャーがすごくて普通は負けるよね、というのはよくわかる。ナルギスの名声の大きさとサンジュが彼女に瓜二つの容貌であることを直接的に描いていないのはこの作品の弱さなっていて少し感動を削いでいます。

それを克服していく過程も、前半で丁寧に描かれていましたが、私には後半の父のためにした犯罪の顛末の方が興味ぶかかったです。事実とすれば単に有名税を払わされたというだけのことで、単純に気の毒だし、対応は立派だと思います。

(映画人は辛いよ 2019/7/4記)

******
DVDで見ました
2020/1/4

劇場鑑賞はしましたが、家族と一緒に見たかったので、レンタルで見ました。今年最初の映画です。

最初に見たときのショック
《主要な出演者がほぼ全員モデルとルックスがかけ離れていてリアリティーが感じられない》
から回復していたので落ち着いて見られました。

改めて見ると父と子の絆を描いたいい映画です。

2回目見て改めて思ったのは、役者としてのカリスマ性はスニール・ダットより息子のサンジャイの方がはるかに優れているのなあ、ということでした。

スニールさんはあんまり華はないけれど器の大きい努力の人だったんでしょうね。

話題になっていた特典映像ですが、豪華というほどではないですが、そこそこありました。
ただし、日本語吹き替えは無しです。

長いドラマ映画ですので、DVD主体で、プロモーション上映が2週間ついているという上映形態です。

作品としても劇場よりDVDの方が落ち着いて見られるように思いました。
ひる

ひるの感想・評価

3.8
展開が突飛なのと、奥さんや妹とのエピソードも知りたかった感。でもこういうベタなメディア批判と友情物語は嫌いじゃあない。記者がべっぴんすぎて萌え死した。
序盤でヘコタレそうになったが、それを乗り切ったら途端に面白味が増してくる。
2時間半の巨編だが、このストーリーを描くには必要な尺。

二世俳優の苦難、薬物中毒による凋落と克服、無二の友情、深い家族愛、インド大衆社会への風刺、そして主人公・サンジュ復活(復権)へのあくなき闘い などなど いろんなエッセンスが見事に調和はしてなくて、なんだか「ごった煮」なんだけど、飽きさせない。

サンジュの左肩を入れるような仕草があまり好きではないんだけど、苦労知らず世間知らずの軽薄な若者が、年齢を経るごとに、魅力ある男になっていく。獄中から社会に物申す、塀の中でDJやってた頃が一番精悍な表情で、闘う「トラ」だったね。唸ってたね。ガルルルル
BoltsFreak

BoltsFreakの感想・評価

3.2
どの国でもメディアは国民を煽る事を楽しんでるということ。
にしても不遇すぎる。
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