ラージクマール・ヒラニ監督第3作目。
「バルフィ」のランビール・カプールに、「PK」のアヌーシュカ・シャルマなど、キャストだけでも見る価値がある。
「パッドマン」のソーナム・カプールがチョイ役で出ていたのも嬉しかった。
サンジャイ・ダットというインドのスターを全く知らないので、伝記物であるがオリジナルのストーリーとして楽しめた。
特に何があっても味方でいてくれるお父さんとの親子愛や、親友との友情(刑務所ラジオのシーン)には、間違いなく号泣させられた。
そんな父親や親友の気遣いなどを無視するかのような前半のサンジュの行いにはイライラしかしなかったが、実話ということなのでしょうがない。
スターの栄光と転落のストーリーはよくあるが、大きな感動や歌にダンスを盛り込んだインド映画らしい作品であった。