このレビューはネタバレを含みます
社会は変わってるようで変わってない。
令和になった今でも障碍や貧困問題が多くあって、
それで苦しむ道原兄弟。
生きるためには究極の選択をしていかないといけないという状況が描かれている。
そんな2人の姿を見て、胸が苦しくなった。
息が詰まりそうな思いだった。
だからこそ、エンディングはもう少し分かりやすく表現してほしかった。
だって、何の救いもなかったんだもん。
結局はまた苦しんでいくってことなのかな。
キャストの皆さんが、迫真ある演技でこの映画の世界観にとても引き込まれました。
それと同時に考えさせられる、皮肉的な映画でした。