スピルバーグ全作品を観たくなりました。番宣としても素晴らしいドキュメンタリーです。「フェイブルマンズ」の後の鑑賞だったので、家族との葛藤がより伝わり、「フェイブルマンズ」では父母への思いを逆に描くことで、とらわれていた自分を解放し、父に謝罪していたことがわかりました。
本当に子供のように映画小僧のスピルバーグ。愛しあう家族を映画の中だけでなく、製作の現場、ハリウッドに作り、またスタジオの中に紛れこんでいつの間にか巨匠となっているのは実にハリウッド映画っぽい話。
ハリウッドを目指し、ハリウッドと共に成長し成功したアメリカらしい夢語り人。アメリカで差別されてきたユダヤ人として、実にアメリカ的に生きてきたんだなと、思いました。
映画の話が楽しくてたまらないキラキラ光る瞳がとてもチャーミングでした。
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