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人形の家
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『人形の家』に投稿された感想・評価

4.0
【人形にならない彼女】

SIFFJ2017/南インド映画祭での上映にて。2006年のテルグ語映画ですが、今みてもぜんっぜん面白い!…面白いから上映作品に選ばれたのでしょうが。

インド本国では大ヒットし、数言語でリメイクされているようですね。建築会社経営の強面父ちゃんによる絶対君主制の家に生まれ、24歳になっても父の人形として生きる小心イケメンが、天然爆走娘と恋に落ちたなら…というお話。

原題『BOMMARILU』の直訳が人形の家、なのかはわかりませんが、イプセンの戯曲にかけてはいるのでしょう。100年以上前に書かれた物語が流用できるインドの家庭事情ってスゴイなあ。

この父ちゃんの人物像は、デフォルメはされているでしょうが、インドでは納得できる父親像なのでしょうね。が、紋切り型ではあるので、当然やってくる父子対決の場が、あまりにベッタベタな展開でむず痒くなりました。

他にも幾つか、この父ちゃんのお陰で話が狭苦しくなっているところを感じます。さすが絶対君主(笑)。

あと、せっかく母ちゃんの歌上手という伏線をあれだけ張っておいて、物語上にはさほど生かせていないこと等、幾つか弱みは感じました。

が、“人間力”に満ち、それだけで磨き上げたような仕上がりに最後まで引き込まれました。主人公の家はリッチだから仕込みは感じますが、それ以外オールロケのようだし、美術関係は殆ど予算使っていないように見える。衣装も普段着ばかりだし。

しかし全然、ビンボくさくない!カジュアルに豪華(笑)。見た目より、心豊かな世界感を見せてくれます。

そして、本作をここまで面白く引き上げたのはヒロイン、ハシニを演じるジェネリアの魅力でしょう。天然で、いちいち爆走するが筋は通っている。だからみんなに好かれてしまう。主人公が夢中になるのもダッシュで納得。私はインド映画では初めて見るタイプ。

ネットで昔の本作評を見つけたのですが、やはり役の嵌りが唯一無二だったようで、今のボリウッドではこの父とすぐケンカしそうな女優ばかり…と書いてあり笑ってしまった。

父にハシニを認めさせるため、彼女を使ってあるミッション・インポッシブル!を実行しますが、ハシニの言動は素直で真っ当なのに、主人公の家ではそれが“法”に背くことになる。いかにこの家が歪であるかが暴露されてゆく。

ラブコメの顔をしながら、唸らせるドラマに昇華される巧みな語り口。ダンスシーンの挟み方にまごつきを感じるところもありますが、恋の喜びから世代間のギャップまで、やっぱり“歌と踊り説得”にダッシュで説得される。

先日『美女と野獣』実写版を見て、ディズニー式強制愛に萎えてしまったのですが、ああやっぱり恋するのはいいね!とすっかり潤い、取り戻しました(笑)。

<2017.5.4記>
鼠鼠
3.0
2006年の映画のわりに映像もノリも古臭いけどそれが良い味出してる。
主演のシッダールトくんはボリウッドでも活躍したりしてるけどとにかくお顔が好みでそれだけで推せる。あの頼りない感じは日本人にも受けるはず。
テ〜ル〜グジュ〜リエット♪
field
3.7
タイミングを外したのでDVD購入し自力鑑賞。

ハシニ役ジェネリアとシッドゥ役シッダールト、二人がとても可愛いタミル映画のラブコメ。
金持ちで親の言いなりの主人公シッドゥ、それとは対照的にかなりブッ飛んだ天然なハシニ。
婚約した矢先の恋、問題の多いハシニがテーマである家族とどう打ち解けるのかハラハラした。

古臭く感じるテイストもあるがハシニの裏表ない明るいキャラクターが故に応援したくなる。
普遍的かつ全方位ハッピーな作品。