fieldさんの映画レビュー・感想・評価

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MIRCHI/ミルチ(2013年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

いつの間にか追加されてたんだな。メモにあったので備忘録として。

イタリア・ミラノ、典型的なチンピラに絡まれる留学生マナサを暴力ではなく圧をかけ救い出す、ジャイ。圧をかけ想像させた部分がアクションで最
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

いつ振りだったか忘れてるぐらい久しぶりの映画館、楽しかったなー。

コアなファンではないので前作と繋がってるぐらいの知識だが、過去作の見覚えのあるキャストに嬉しくなったりもするので予習しておいた方が楽
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Power Paandi(原題)(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ダヌシュ監督ラジキラン主演のタミル映画。

地元では有名なパンディおじいちゃん、住民からの信頼も厚いが良かれと思ったことが裏目に出て家族からは爪弾きにされてる。悪意が無いだけに少し可哀想だ、でも孫には
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Maari 2(原題)(2018年製作の映画)

3.7

これも追加してもらったタミル映画。サイパラちゃんがすこぶる可愛い。

シンガヤの差し金が店を荒らすなか斧片手に颯爽と現れるマーリ、前作ラストで見せた回し撮りはここでも少し活かされてる。ついでに子供たち
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Thanga Magan(原題)(2015年製作の映画)

3.6

リクエスト出したら追加してくれた!タミル映画。

甲斐甲斐しく夫を待つ身重の妻ヤムナ、職探しに父の事と全てが一杯一杯になって飲んで帰り突如泣き出す夫タミル。抱き合う叙情的なシーンから始まる。そしてラブ
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チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー誕生(2013年製作の映画)

3.7

2015年とかだったと思うが劇場で初めて観たインド映画、クリッシュとの二本立てをキネカ大森で。ようやく時間が取れたので再鑑賞。

ラーフル40才人生の節目に平凡な男から本物の男になるまで、シャールクの
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ジッラ 修羅のシマ(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

追加されたか、少し前に鑑賞。

コンプリートアクター、モーハンラールと若大将ヴィジャイ!モーハンラールはマドゥライのドンであるシヴァ役、声音が優しくてアウトロー感はないが頼れるボス。ヴィジャイさんは運
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの映画館はとても素敵な時間だった。

チョン・ユミさんの大学生の就職直前から三十代まで経年変化とキャリアウーマンから母親までのオンオフの変化や義母家族と自分の家族、そして旦那であるコン・ユとの
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聖なる泉の少女(2017年製作の映画)

3.5

初ジョージア映画、岩波でやってたのは忘れてたけどジョージア映画祭も気になってたので鑑賞。
神の霊は水面を動いてた、と旧約聖書の一節から始まる。滝が流れる川の水面を中心に切り取った構図にギリギリまで引っ
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Pattas(原題)(2020年製作の映画)

3.5

これも頼んでた円盤。冒頭では花火と訳されてたがパッタスは直訳で爆竹と言うそうだ。技を吸収し父の想いを成し遂げる為、総合格闘技の頂点に立つという流れは花火が近い気がする。

主にキックボクシングの総合格
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

突如やって来た東宝でのリバイバル、スクリーンで観ると印象が違うだろうと思ったが観終わった後、放心してしまうくらいの良さがあった…。

冒頭や中盤に記憶から抜けてた箇所もあってそこは新鮮に感じたが特にラ
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Dabangg 2(原題)(2012年製作の映画)

3.7

そのうち日本盤出るかもなんて淡い期待は捨ててやっと頼んだ。見開きのいいパッケージだ。
前作のショットで飾るオープニング、大胆不敵でチュルブルの弟だったアルバーズ・カーンに監督を変更してるけど初監督だっ
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シャー・ルク・カーンのDDLJ/ラブゲット大作戦(1995年製作の映画)

4.2

有名過ぎるほど有名で尻込みしてたがようやく。

絶対的な父親に対し夢見る娘は珍しい事ではなくベタな王道ラブロマンスが長らく愛されてるのは二人のスター性からだろうな。親子愛にロマンスに涙あり笑いあり、こ
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カーラ 黒い砦の闘い(2018年製作の映画)

3.6

これも追加されてたか。久しぶりに観賞。
ランジット監督の前作カバーリでもダークな役柄に痺れたが同じ非スーパースター映画。前作よりビターでエンタメ性を排した社会派。ドス黒い程黒く、重厚感があってアクショ
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マーリ(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これもいつの間にか追加されてる!タミル映画。

チェンナイを拠点に地域を取り仕切るヤクザ者、マーリ。愛称サタデーの子分二人を従え小規模の兄貴分といった所か。丸眼鏡のサングラスに派手なシャツ、足も長いの
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Thuppakki(原題)(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

追加された!メモしといて良かった。ヴィジャイさんのアクションスリラーなタミル映画。

ムンバイへ向かう列車の故障中に同僚と力比べ、初っ端から自然豊かなロケで軍服を着たダンス。
無事に家族と合流してお見
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シスター・オブ・ドラゴン/天女武闘伝(1996年製作の映画)

3.0

コン・リーに古装片はブリジット・リンとの共演といえど大丈夫だったんだろうか。ワイヤーで空を飛び、指や掌から衝撃波が飛び出すエフェクト満載の世界は好きだけどやはり畑違いなのかな。
少女になり途中消えたが
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大女侠(1968年製作の映画)

3.4

大酔侠の続編だけど大きな繋がりは無く、女剣士で侠客として腕を上げた金燕子。凛々しさは前作同様、二人の剣士で揺れる女心か時に笑い人間味のあるチェン・ペイペイ。アクションでの出番を抑え、銀鵬のジミー・ウォ>>続きを読む

大酔侠(1966年製作の映画)

3.5

ショウブラって言うと観てた香港映画より随分も前の気がしてなかなか手が伸びなかったがこれもキンフーだったか。色褪せたソフトを何度も目にしてたが初鑑賞、英題はCome Drink with Me

京劇風
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.6

たまたま限定公開されてる事を知り公式サイトで鑑賞した。ディープでいて胸に深く沈む重たさは凄いなというのが率直な感想だが正に描ききったという表現が相応しい。

小気味良い音で子供の頭をバリカンで刈り上げ
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Two(原題)(1965年製作の映画)

3.6

レイのモノクロ短編、台詞無し楽曲のみの構成。アカデミーが保存なども兼ねて復元したそうだがアーカイブが公開されてたのは知らなかった。
親を見送り手持ち無沙汰な少年、輸入と思われる動くロボットや音を出す猿
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タゴール・ソングス(2019年製作の映画)

4.0

英国植民地時代を生きた詩聖と現代のベンガル人との結び付きを紐解くドキュメンタリー。

ラビンドラナート・タゴール、活躍を殆ど知らず勿体無い事だったがこの作品を機会に知れたのはとても大きかった。言葉の力
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淪落の人/みじめな人(2018年製作の映画)

3.9

評判は聞こえてたけどタイミングを逃しやっと。車椅子生活のチョンウィンとフィリピンの家政婦エヴリンとの交流で静かに揺れる心の機微。香港の四季と共に描かれる友情にも似た恋愛はとても優しかった。単に恋愛や感>>続きを読む

踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

3.5

観た数が少ないので何とも言えないが思ったよりジーンの踊りの巧さや華美な演出が控えめかな。その分ドタバタと駆け回り時間制限のある外出で女性探しに奔走し恋をし観光に繰り出す、楽しさを前面に出していて観てる>>続きを読む

マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限(1994年製作の映画)

4.6

黄飛鴻と同じくらい好きな張三豊、全リンチェイの中でもベストバウトかも知れない。伝説の人物で尾ひれか真偽は分からない部分も多いようだが太極拳の祖とされる張三豊、若き日のクンパオ。
気性の荒いティンパオに
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マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限2(1996年製作の映画)

2.9

諸外国が迫りこれも清朝時代の設定だろう。隠居し息子の教育に力を入れる太極神拳の達人ヤン、教育熱心な父にユエ・ハイ。甘やかし息子の恋を応援する母にシベール・フー、綺麗なままだ。
勝負を挑むウォンのビリー
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.9

4K上映にて、いつかと思ってたが劇場で鑑賞。

最後の最後に飲み込まれんとする鉄雄の意志とは裏腹に膨れ上がる細胞、子供ながらに怖くて観るようになったのは随分経ってからだったが改めてスクリーンで観ると圧
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ V/天地撃攘(1994年製作の映画)

3.7

シリーズ五作目、背景だけは前作の流れを汲んだ文卓版黄飛鴻。西太后の逃亡で乱れる治安に乗じ海陸両方で暴れる広東省南部の海賊。最も勢力のある百歳越えのチョン・ポーツァイ、船長は大王と呼ばれる息子のチョン・>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ IV/天地覇王(1993年製作の映画)

3.9

文卓版黄飛鴻、方世玉での悪役が好きだったので同じように好んで観てた。リンチェイの方が華はあるが凛とした佇まいと文卓版での弟子の活躍にバランスは取れてると思う。お調子者フーは師匠に叱られても持ち前のコミ>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲(1997年製作の映画)

3.6

シリーズ六作目、諸問題で離れていたリンチェイ版黄飛鴻、再び。ツイハークは制作に回ってる。
リンチェイがハリウッド進出へ向け拠点を移してというのもあるらしいが全編アメリカロケの西部ミーツ黄飛鴻、曲もウェ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992年製作の映画)

4.1

シリーズ三作目、場所は紫禁城か。しっかりと街のシーンもあるが市民の英雄としてメインに駆け回ってた街から少し活躍の場を広げた印象。

城内での彩り鮮やかな獅子舞を披露するシーンは圧巻で獅子舞だけでも二百
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明(1991年製作の映画)

4.6

続けてシリーズ一作目、数年前バックインシネマという企画のリバイバルで観る事が出来た。
壮士凌雲、侠気冲天、冒頭だけだが香港一獅子舞の似合う男、リンチェイ版黄飛鴻。この後ウォン父としてお馴染みのラウ・シ
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ワンス・アポン・ア・タイム/天地大乱(1992年製作の映画)

4.7

丁度切り番だったので一番観た作品を。子供の頃から繰り返し観てだいぶ影響を受けてる。
シリーズ二作目、それぞれ完結してるし入門編としても完璧。コミカルやら重力無視のトンデモ系ワイヤーアクションばかり観て
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ブレード/刀(1995年製作の映画)

3.5

片腕必殺剣のリメイク、ゴールデンハーベストの中でも異色だったのでは。西方辺りの貿易拠点と思われる弱肉強食の街を舞台に復讐に駆られた男の物語だが、娯楽アクションとは違う暗さが漂い娼婦らしき女性や異性に目>>続きを読む

サルカール 1票の革命(2018年製作の映画)

3.7

スクリーンを逃してしまったので円盤で。
ヴィジャイさんとムルガダース監督のタッグだとThuppakkiやKaththi がエンタメと社会派で娯楽として楽しめたが、激しいアクションやダンスの娯楽も盛り込
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追龍(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

輸入盤なので細かい意味合いは公開時に確認するとして、バリー・ウォンやるな!実在した呉錫豪ン・シーホウと雷洛リー・ロック二人を繋ぐ友情を香港ノワールの雰囲気たっぷりに描くクライムドラマかなり見応えがある>>続きを読む

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