ミュージカル好きには許せない
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今年の夏最大の期待値で行ったのに。
期待していくとハズレを見る、という自分のいつものパターンになってしまいました。
あれだけミュージカル映画です!と謳っているのに既成曲ばかりで登場人物の心情と曲の歌詞がマッチしてないんですよねー。ミュージカルって心情を曲に乗せることでウキウキしたりドキドキしたりするものなのになぁ。ってまずミュージカルの定義が矢口監督と私とでは違うのだなぁ…とぽそぽそと思って残念だった。
で、後半なぜかロードムービー化するのでもうミュージカル映画と思ってきた私としては「えーーー……」っていう感じに。これをミュージカル映画として銘打って上映するのは悲しいぞー。
主人公が歌う歌詞にドキドキしたり涙したりして、見た後「あー楽しかった!」ってなりたいのがミュージカル。オリジナルの曲だったらもっと楽しめたのかな。テーマとしてはいつもの矢口監督だったし、演出も楽しかったのに久々の期待はずれでした。