mimi

この世界の(さらにいくつもの)片隅にのmimiのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

空襲で家や家族を失い、夫や息子を万歳三唱で戦地へ送り出した時代。絵を描くのが何より大好きなすずの大切な右腕は、繋いでいたはずのはるちゃんと共に吹っ飛んだ。辛く悲しく むごたらしい戦争。貧しいながらも食糧や物資不足対策に今 有るものに目を向け知恵をしぼって代用燃料を試作したり野草を集め食材にしたり、地域等の皆で防空壕を作ったりする場面、現代人に真似できるだろうかと考えさせられた。戦火をくぐり、生き抜き、命を繋いでくれた先人の歴史の先に我々の今日がある。命は大切にしなくちゃと思えた。なんだかんだ毎日食事できてるし雨風凌げる安全な部屋で、便利な家電に囲まれ、他愛もない会話を交わす家族がいて、安心して眠れる環境がある。そんな何でもない日常がどれだけ尊いか…、
再び気付かされた…。良い作品でした。
平和な日常に感謝したい。

ここからは疑問です。
①人さらいバケモノが背負ってたカゴの中で出逢った、すずと周作。
夢じゃなかったの?
②すずの実家の屋根裏に居たのは座敷わらしじゃなくてリンさんだったって事?

ともあれ、周作が戦死せず生き残ってくれて本当に良かった~。
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