ちぃ

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人のちぃのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

★4.5 これは実に興味深いというか。そんなこと言ったら不謹慎なのかもしれないけど。ドラマティックというか。ドキュメンタリー映画。
大学に行くことになったロバート。初めての場所なのに学生達は彼に声をかけてくる。そのうち「やあ、エディ」と。二人は養子で元々は双子だったことが判明。世間は二人の出会いを多いに二人の出会いをもてはやした。しかしその新聞を見た1人の少年が連絡してきて、僕は三人目だと言うことを告白。実は彼らは三つ子だった。そして彼らはメディアに引っ張りだこになる。三人同じ見た目、共通点もたくさんでみんな養子の21歳になる姉がいることも共通していた。しかし、彼らの家庭環境は上流、中流、下級と違っていた。彼らは三つ子だということを知らされずに養子に出されたことに疑問を感じ仲介業者に問いただすが知らせる必要を感じなかったという返答。しかし他にもそういう境遇の双子が現れだした。同じ仲介業者を通し、幼少期から調査をされていることがわかった。しかも大学教授と協力して。同じ遺伝子を持つ物が違う環境で育つとどうなるかというものかなと思っていたが彼らは共に幼少期から精神を病んでいた。それが遺伝によるものなのかを調べる実験なのではないかと疑問が生じる。実験の内容開示を求めてもされないし、当時の教授も亡くなりすべては闇の中。しかし、当時の実験の助手や近辺の話を聞くとどうやらそのよう。三つ子のエディはそのうち、心神喪失して自殺をはかり亡くなる。三人同じ遺伝子でも家庭環境の違いで人は変わるのではないかという結果的なものを残して。
知らぬ間に実験対象にされてるなんて。。。なんか酷な一生だな。
映画としたらどうなるのかなぁと思って楽しみに見てたけどのちのち暗い部分が出て来て驚いた。
ちぃ

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