Ren

mid90s ミッドナインティーズのRenのレビュー・感想・評価

3.7
【Mid90s】



■総合評価
演出   ★★★★☆
ストーリー★★★☆☆
キャスト ★★★★☆
音楽   ★★★☆☆
映像   ★★★★★



■key word
[思春期][反抗期][スケボー]



■感想
映像がとても良かった。
16ミリフィルムで80年代、90年代の雰囲気を感じられる。’80~’00年の洋画が大好きな自分にとって、このフィルムの味は最高だった。

ただストーリーは
順風満帆な青春映画ではなく、
反抗期の主人公が貧困地域の少年たちと仲良くなり、スティーヴィー自身の素行も悪くなっていくもの。

この点も見ている自分自身の反抗期と重ね合わせるくらいに感情移入してしまった。
家族への反抗、ルールへの反抗、等々、16ミリフィルムで見ている分、余計に自分の過去と重ね合わせて見てしまった。

そんな哀愁漂うフィルムを撮ったジョナヒルには脱帽。彼の俳優としての作品も大好きだけど、監督作品も素晴らしい。
彼の続編に期待!
Ren

Ren