西東京

砂塵の西東京のレビュー・感想・評価

砂塵(1939年製作の映画)
5.0
オープニングから最高。小物感漂うヤンキー高校みたいな酒場をディートリッヒが仕切ってるのが面白い。冒頭15分の酒場からの揺れまくる馬車、キャットファイトからジェームズ・スチュアートとの喧嘩と息もつかせぬ騒がしさで楽しい前半。ミステリー的な展開になる中盤もダレるわけではなく抑揚がある。そしてラストで大挙する女性の高揚感。いつもは男だらけの酒場を女性で埋め尽くすというのがいい。保安官の死にジミーがさりげなくシャツをしまってやる動作も泣けた。
西東京

西東京