西東京

狂ったメスの西東京のレビュー・感想・評価

狂ったメス(1967年製作の映画)
5.0
死ぬためだけに配置された人々と人を殺すためだけに存在するような電動メス、全ては死んだ顔のピーター・カッシングが自尊心の強いモデルババアの妻のためというどうしようもない動機が最高。静かな前半から段々テンション上げて加速していき、最後は爆発、からの困惑の諦念。メスの切断みたいなぶつ切りの編集で騒がしいジャズとサイケロックごと切り落とされる。
夫婦(恋人)共犯殺人と脇のキャラクターが濃いのが『フライパン殺人』っぽい。
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