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不可抗力
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目次

不可抗力の作品紹介

不可抗力のあらすじ

施設で暮らすニエンは、幼い頃に裕福なシエ家に引き取られ、御曹司・イエンと共に育つ。2人は互いになくてはならない存在となるが、イエンが留学先から彼女を連れてきて以来、2人の心は離れてしまう。想いあいながらも、周囲の思惑によってすれ違う2人は…。

不可抗力の監督

スン・チェンジー

原題
不可抗力爱上你
製作年
2016年
製作国・地域
中国
上映時間
74分
ジャンル
恋愛

『不可抗力』に投稿された感想・評価

4.2
過去視聴。
身分違いの主従関係。拾った御曹司と拾われた孤児。独占欲、支配欲、依存、執着、逃げても逃げても切れない縁。
はい、業が深い。大変よろしい。

御曹司イエンと孤児院育ちで彼に拾われたニエン。最初から対等な恋愛ではない。むしろ関係性のスタート地点から盛大に傾いている。
そしてイエンの、『俺の言う事に従えば一生大切にしてやる』……はい、出た!平成BL古代遺跡から発掘された一生大切にしてやる(ただし俺の言う事は聞け)系攻め!!
懐かしい。昔のBL漫画で何度このタイプの男に遭遇した事か。

令和の倫理観を装着して観れば『いや、まず対等という概念を覚えようか?』なんだけど、腐女子人格が横から『待て。話は最後まで聞こう』と止めてくる。
だってイエン、めちゃくちゃ面倒臭い。独占欲強い。支配欲強い。すぐキレる。思い通りにならないと『出ていけ!』本当に出ていこうとすると『戻ってこい!』........どっちやねん。押すなよ押すなよ方式で恋愛するなよ。

ニエンが自分以外の人間と親しくすれば不機嫌。自分から突き放しておいて離れていかれるのは絶対イヤ。感情のハンドルどこ置いてきた?
観ながら何度も『ニエン、君は一体イエンのどこに惹かれたんだ』と思う。冷静に考えればルオがいる。優しい。同じ孤児院育ち。気持ちも分かってくれる。もうルオで良くない!?幸せへの出口はそっちにあるよ?
なのにニエンは行かない。そう。このドラマ、幸せになれそうな道がちゃんと見えているのにわざわざ一番険しい獣道を選んで進んでいく。
腐女子、こういうのに弱い。分かってる。そっちは沼だ。でも行くんだよ!!

そして困った事にイエンの愛が歪んでるくせに妙に純度が高い。ニエンと一緒にいられるなら他には何もいらない。ニエンだけは手放せない。愛し方は盛大に間違えているのに、愛している事だけは一度もブレない。
出ました。『愛が深過ぎた結果、愛し方を盛大に間違えた男』。私の中のまともな人格は警報を鳴らしているのに、業深腐女子人格がその警報音をBGMに前のめりで観ている。

しかもニエンもただ振り回されるだけの受けではない。逃げたい。苦しい。離れた方がいい。分かっている。それでも離れられない。
この『頭では正解を知っているのに、感情だけが全力で不正解を選び続ける』感じがたまらなく苦しい。だからこの二人、単純に『支配する側』と『支配される側』だけでは片付かない。イエンがニエンを手放せないのと同じ位、ニエンもまたイエンから完全には離れられない。
もう恋なのか依存なのか執着なのか分からない。
いいぞ。もっと分からなくなれ!

そして本作最大の情緒破壊装置がハッピーエンドとバッドエンド、2つの結末が存在する事。
普通ハッピーエンドって聞いたら安心する。いや、全然安心させてくれない。こっちは『ハッピーって言ったよね!?』の顔になる。

一方バッドエンドも容赦なく『不可抗力』というタイトルそのものを叩きつけてくる。
抗おうとしても抗えない。離れようとしても離れられない。好きにならない方が幸せだったかもしれないのに、もう好きになってしまった。だったらどうする。どうにもならん。だから『不可抗力』。
タイトル回収の圧が強い。

しかも面白いのが、どちらの結末を選んでも二人の愛そのものは否定されないところ。結末が変わっても、イエンがニエンを愛していた事も、ニエンがイエンを愛していた事も変わらない。
愛だったのか。支配だったのか。依存だったのか。多分全部。健全か不健全かだけで切り分けられない感情をぐちゃぐちゃのままこちらに渡してくる。
そして中国作品ならではの制約を感じる部分もあるのだけれど、その『自由に愛する事が出来ない』という現実すら、二人の抗えない関係性と重なって見えてくるのがまたしんどい。

最後、エンドロールに流れる、『すべての愛が尊重される事を願う』ってヤツ。ここで完全にやられた。
それまで『イエン面倒臭っ!』『ニエン逃げろ!』『いや待て戻れ!』『もうルオにしとけ!』『でもイエンを捨てないでーー!!』と情緒を反復横跳びさせられていた腐女子、急に真顔。
そうなんだよ。正しいとか間違っているとか、綺麗とか歪んでいるとか、その前にそこに確かに存在した感情まで否定されたくはない。
観終わった後に残るのは幸福感ではなく、巨大なクソデカ感情の残骸。
『あれは愛だったのか?』と聞かれたら、私は多分『愛だった。めちゃくちゃ面倒臭くて、歪んでて、周囲まで巻き込んで、もうちょっと他にやり方あっただろとは思うけど、それでも愛だった』と答える。

重い愛。執着。主従。共依存。逃れられない運命。そして『お前しかいない』を煮詰め過ぎて鍋底が焦げた男。そういうものに心当たりのある同志へ。こちらです。
倫理観は一旦ちゃんと持ったままで大丈夫です。その横に腐女子人格用の席をひとつ空けておいてください。多分途中からそいつが一番うるさいです。
みサ
2.5
映画として登録されてるけど、これはドラマだよね……?
映画もあるのかな?

申し訳ないくらい全然ハマらず、見終えるのにすごい時間かかった😂
お互いがなぜ惹かれたのかもっと詳しく描いてほしい。
ただ幼い頃から近くにいたから好きになっただけなのでは?と思ってしまった。
あと最後のナレーション。
そこを映像で描くのがドラマじゃないの!?
ハッピーエンドバージョンは見てないからそっちを見たら変わるかな…
qqfowl
4.0
ドラマ版を観た
丁寧なつくりで見入ってしまった
3話でちょうど良かった
30話振り回されたら死んでた

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