prisky

7月22日のpriskyのレビュー・感想・評価

7月22日(2018年製作の映画)
4.0
めちゃくちゃ怖い。映画の始まりからもうブレイビクが爆弾をつくっちゃってるんだけど、すでにそこから怖い。観ているあいだ、ずっと胃が痛かった。

惨殺シーンでは怖くて泣いて、ビリヤルがトリエに謝るシーンで兄弟愛に泣いて、裁判に立ち向かうビリヤルの勇気に泣いて、、、ティッシュが手放せなかった。つらい。

いちばん怖いのは、選民思想、移民反対の国粋主義から、殺人に向かうという人間の存在。ブレイビクも植松被告も、怖い。「やつらは狂ってる」で片付けたくない。そういった人間が生まれる理由、相手の命の重さが考えられなくなる思考回路が分かれば、どうにか解決できる方法も見えてくるのかな、、、怖い。
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