ふんわりと暖かみを感じられた作品でした
家政婦って雇用主に従順でないといけないし言いたいことがあっても口には出せない
唯一のお休みには彼氏とデートするのが楽しみというのが伝わってくる
子供達がクレアをものすごく慕っていて
家族同然の扱いが素敵だった
また奥さんの運転が荒くて笑えた〜
モノクロ映画って時代背景を映し出すテクニックのようにも感じられる
鼓笛隊と飛行機が物語の区切りを付けるためのものだとしたらそれも上手い演出だった
その時代の男性と女性の生き方を象徴するかのような出来事が淡々と描かれていたように思う
それでも力強く生きていかなければと最後のシーンではみんな寄り添って泣き崩れる
そしてまた新しい1日がやってくるのだ
私の母親も若い頃は家政婦をしていたらしい
その話を聞いた当時はあまりピンと来なかったけどこの作品をみて何となくイメージが湧いた
当時の影響はかなりあるのかな…
料理の品数は多いし量も多い(私には真似できないけど〜)
実家に帰るとそれは今でも続いています