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悪魔の棲む家のピッコロのレビュー・感想・評価

悪魔の棲む家(1979年製作の映画)
3.8
アミティヴィルの恐怖

1974年11月13日…。
ニューヨーク州ロングアイランドのアミティヴィルにある大邸宅で一家が惨殺される事件が起こる。
犯人の長男は、就寝中の両親と4人の弟妹たちをライフルで次々と射殺。
後に彼はこう言った「家が自分に殺せと命じた」と…。
最近、どこかで観たお話に似てるけど、この事件にもウォーレン夫妻が関わっているらしい。
映画では登場しなかったけど…。

お話は、この家に住むことになった新婚さんと子供達…。
要するに、この家は、事故物件なんだけど…。
新婚さん達は、この家で起きた悲劇を知ってて住むことを決断する。
不動産屋さん?が、家具はそのままサービスつきなんて言ってたけど笑えない…。

この家は、魔法使いが建てた家で、悪魔が崇拝する場所…。
霊感がある人は、この家に近づくだけで吐き気がする…。
なので、近づくことすら出来ないほどヤバい。
神父さんに至っては、この家の部屋に入ったことでハエの大群に襲われてしまい、意識不明の後に、失明…。

「悪魔の棲む家」ってタイトルだけど、悪魔さんが出てくるって感じの作品ではなくて…。
ハエがたくさん出てきたり、声が聞こえたり、トイレが真っ黒に染まったり、手が挟まれたり、娘の謎のお友達、真っ暗な部屋に閉じ込められたり、悪夢を見たり…。
割りと恐怖演出は大人しく、派手さは無いけど、嫌な感じがあって…。
現代のドッキリ系なビックリ箱ムービーを期待すると少し物足りないかもしれない…。
心臓がチキン🐓の自分には、こうゆうタイプのホラー映画の方が好きなんだけど…。

んで、主演の方が、クリスチャン・ベイルにソックリだったんで、ベイルのとーちゃんかと思ったら、ジョシュ・ブローリンのとーちゃんでした。笑

実話ってことが一番怖いけど…。
もっと怖いのが、29本も続編があるってこと…。ゾゾゾ。笑
しかも半分以上が、日本未公開みたい…。
ゾゾゾ。笑
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