このレビューはネタバレを含みます
個人的な見所は、映像の美しさ。広瀬すずさんと森七菜さん、豊川悦司さんの演技です。
広瀬すずさんは遠野鮎美、回想の遠野未咲と兼ね役なのですが、見事に演じ分けつつ、でも血の繋がる親子だと解る演技でした。
映像の美しさと相まった感情表現が素晴らしいです。
森七菜さん、自身の過去の経験から踏襲されてるのかなと思わせる可愛らしくも美しい演技です。
回想での岸辺野裕里(森七菜)と乙坂鏡史郎(神木隆之介)の掛け合いは甘酸っぱく、とても印象的。
豊川悦司さんは少ないシーンながら、阿藤がどういった人物かを見事に演出された流石の演技力だと思いました。
乙坂鏡史郎(福山雅治)の行動は、福山雅治さんだから許されるんだろうなと思ってしまいました。
やはり、福山雅治は格好良いと再認識。
岩井俊二監督の作品は今作が初めてなのですが、繊細でロマンチストな方のように感じましたね。
