こと

ラストレターのことのレビュー・感想・評価

ラストレター(2020年製作の映画)
5.0

「君にまだずっと恋してるって言ったら信じますか?」

『はい。信じます。』
本当に好きだったひとは
想いの形や量が変わっても
ずーっと好きだな。と感じます。

3つのラブレターが
交差しながら進むのも好きだった。
松たかこのお義母さんの恋も素敵だし。
お義母さんの好きな
センセイのお宅が
ラブレターを書きにいく部屋になっていった 自然な時間の流れも好きだし。
ラブレターを書きに行くという
その家に向かう高揚感も想像できたり。
手紙の往復を
わたしまでドキドキ感じたり。

岩井監督さんの作品は
自分だったらどうだろう?とか
自分にもこんなのがあったとか
想いを馳せることを
出来ることが、
気が付けば自然と
自分の何かを引っ張り出してくれるところが
しみじみ
いいなぁって思えます。

ノスタルジー溢れる映像
空気感
美しかったです。

手紙のおかげで 未咲の娘に会えた福山さん 心の再生ができたことにも
感動しました。
岩井監督の作品は
たくさんのテーマが
脈々と流れていて
沁みますね。

追伸、
ラブレターから25年ぶりの
トヨエツさんとミポリンの共演
ありがとうございます。
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