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キング・オブ・シーヴズのseapointのレビュー・感想・評価

キング・オブ・シーヴズ(2018年製作の映画)
3.8
まさかの実話!ハットンガーデン事件の犯人たちも、俳優ほどではないが、そこそこの爺たちである。
彼らの計画はクリアするのか。だって時はデジタル真っ只中、犯行は極めてアナログである。この落差が緊張と面白さを加速させる。

犯人側はIT機器が登場しないが、警察側はあちこちの監視カメラやITを駆使して操作。そこが1枚上手。よってその結果は然り。

T.コートネイが作戦中や監視中に転寝してしまう伸びきった感は大いに結構。何よりJ.ブロードベントに注目だ。穏やかで優しい役柄が多かったからか、凄みのある180度違う面を見せた演技、さすがである。
刑務所内の囚人服から裁判へ向かう際のスーツを一斉にチェンジした姿。おぉ、Britishの男たち!アメリカならジーンズ、こちらはスーツ、でしょうね。いきなりジェントルマンに様変わり。かっこええ。
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